最初は地味で下積みに近い仕事が盛りだくさん
キャバクラ店のような夜のお店には「ボーイ」と呼ばれるお仕事に就いている人がいます。
その職種名通り、男性に任せられるお仕事のひとつです。
このボーイは、お店などによって呼び名が変わってきます。
「ホール」という名称にしているところもありますし、「ウエイター」としているお店も見つけられるでしょう。
ナイトワークということもあって、意味ありげに「黒服」と呼ばれることもあるボーイ。
これは単に黒いスーツを着ていることが多いからなのですが、その中でも特に人気が高いのがキャバ専属のボーイ職です。
キャバ専属のボーイの仕事内容は、とても盛りだくさん。
全て書き出すのはさすがに大変なので、多くのお店で行うことになるであろう仕事内容をざっと挙げてみると、
- 開店前の掃除
- テーブル・椅子などの準備
- 営業で使うものの用意
- 開店前のスタッフ打ち合わせの参加
など、多岐に渡ります。
開店したら、お客様への対応からキャストの女の子のケア、ドリンクやフードを運んだり灰皿を片付けたり、テーブルや椅子を綺麗に整えたりなども行うことになるでしょう。
閉店後もボーイの仕事は終わりません。
片付けから掃除までをもこなし、翌日の準備までする必要があります。
とにかく最初は地味で大変。
言ってみれば、雑用ばかりなのがボーイというお仕事。
未経験だと下積みのような感覚をしばらく味わうことになるでしょう。
キャバクラのボーイに向いているのはどんな人?
未経験の男性にとっては最初は地味に思えるであろうキャバ専属のボーイのお仕事ですが、仕事なんてほとんどがそんなものです。
最初から活躍できるような職種はまずありません。
特にキャバクラは接客業で、お客様は気分屋だったりすることも少なくないですから、仕事内容の中で紹介したお客様への対応も、使いっ走りやクレーム対応、バカにされる、こんなことの繰り返しでしょう。
そんなお仕事に耐えられるかどうかは、この仕事に向いている性格を持っているかどうかにかかっていると言えそうです。
ズバリ、真面目な人が向いています。
キャバ専属のボーイはナイトワークということもあって、世間一般の印象では真面目じゃない人が就くような仕事と思われているかもしれませんが、よほど真面目じゃないと、この仕事はむしろ続かないでしょう。
何度も言いますけど、とても地味な仕事ばかり。
飽きっぽかったりコキ使われるのが苦手な人では勤まりません。
その一方で、真面目でコツコツ頑張れる人であれば、未経験でもみるみる出世できるのも、この仕事の素晴らしいところ。
完全に実力社会ですからね。
最初は地味でも、頑張り次第ですぐに活躍できるようになるはずです。